ホテルで朝食を食べたあと、明日のバスのチケットを買いに行く必要があった。
2011年の夏に開通したばかりの路面電車に乗ってセントラルステーションという駅まで行った。

無事チケットを買った。7時発なので明日は5時半くらいには起きなければならないことが判明した。
駅でうまそうなアイスが売っていたのでさんざん味見した挙句購入した。300円くらい。
アイスを食べながらまた路面電車の駅まで戻った。

ユダヤ人に急接近!!こういう人がたくさんいるので本当にうずうずする気持ちになった。
暑いのにみんなスーツに黒帽をかぶっている。
ダマスカス門まで戻り、イエスの十字架の道、の道順どおりに歩き始めた。
ここで死刑判決を受けました。
ここで十字架を背負いました。
ここで最初に倒れました。
マリアを見つけました。
再び倒れました。
みたいな解説をしながら歩いていると、途中、日本人三人組に会い、友人の一人が話しかけられて少し立ち話をしたのだけど、三人はそれぞれに一人旅をしており、今はちょうどヴィア・ドロローサ(十字架の道)を歩いていたところで一緒に行動しているとのことだった。
一人は女性、二人は男性で、次はヨルダンに行くなどと言っていたのでまたお会いするかもしれませんね、とか言って別れた。



同じくイエスの道を歩いている2〜30人の集団を発見したのでついて行くことに。

彼らも一人が解説し、解説が終わると最後にアーメンと言って、賛美歌を歌いながら歩いていた。
すごいので動画などを撮りつつついて行っていたら危うく友人たちとはぐれそうになった。

ゴルゴダの丘のある聖墳墓教会に入る前に昼食を取ることにした。


中に野菜とチキンが入っていて、相当大きくて全部食べ切れなかったが美味しかった。
外にテーブルが出ていて、気温もちょうど良く、1時間半くらいこのカフェのようなところでくっちゃべっていた。
この連中と旅行に行くと昼飯のたびに二時間近くこのような場所でくっちゃべって過ごしてしまう。
しかも大体がアホのような話をしているので本当に旅行中にはありえない無駄なことであると思う。
いい加減にしようということで聖墳墓教会へ。

ゴルゴダの丘があった場所とされるところ。全然雰囲気は違うけれども、ここでイエスが死んだとされる。
みんな水のペットボトルを置いていた。

聖墳墓教会はでかくて、ここでも私は持っていったB4の資料4枚をもとに友人を誘導した。


聖墳墓教会を出て嘆きの壁へ向かった。
途中子供らが喧嘩しているようであったり、嘆きの壁に連れて行ってやるから金をよこせみたいなことがあったが、笑顔で無視した。


嘆きの壁は期待していたより観光客が多く、まあ、あんまり本物のユダヤ人もいなかった。
安息日に行けばよかったのだろう。

男性はキッパをかぶらないといけない。
男の人は左側の壁、女の人は右側の壁にしか行けない。


さて、どうしましょうかね、ということになった。
一応行こうと思っていた場所は歩いて回ったので、私はユダヤ人地区に行きたいと主張した。
私が旅行中こんなにも主張することはない、というくらい主張したものだから、二人の友人もまあいいけど・・・というような感じで同意してくれた。
ここでストリートユダヤスナップ





超かっこよかった。
彼らは写真を撮られることをそんなに好まないだろうと思ったので、全部隠し撮りみたいになっているが、最後のなんてビートルズみたいになっているし。
かっこいいかっこいいと興奮している私を友人たちは嫌そうな目で見ていた。こういうことがたまにある。
ここはユダヤ教の研究にのみ一生を注ぎ、労働はせず、兵役からも免除されるスーパーユダヤ人がいる地区である。
すごすぎる。
彼らの収入源は国からの補助金であり、まあ貧乏らしい。それに子だくさんが推奨されている上に避妊は絶対に禁止のため子供がわんさか生まれ、スーパーユダヤ人の人口はどんどん増えていっており、納税もしていないものだから、国の財政を圧迫しているらしい。
本から得たこの情報を話してすごくないですか、と友人たちに言ったら「すごい」と彼女たちも同意した。


もちろん子供もいる。
そんでふらふら歩いていたら、いつのまにかダビデ王の墓付近に到着していた。

全然雰囲気がないが、ここが最後の晩餐の場所である。猫の糞臭くてなにもない場所だった。


夜はさらっさらのカレーと、変な白いソースのかかったサカナを食べた。
何魚かはわからない。あとトマトのパスタ。

食い物の味はいまひとつだがイスラエルビールは薄味で飲みやすかった。
お酒が飲める店があまりないので、ビールがあるというだけでこの店を選んだくらいである。
この日一日は本当に充実していたなと思った。心に染み入る何かがあった。
エルサレムは本当に良い所である。街は平和そのものだし、雰囲気がずば抜けていい。住みたいくらいだと思った。
明日はもうこの街から出てヨルダンに戻らなくてはならない。ぐっと南進する。